2022/03/14

みなさんこんにちは。

シリーズで取り上げている、栄養補給とボディーメイク、今回はバルクアップ、筋肉を増やす目的での栄養補給を取り上げていきます。

まずは、比較的広まっている誤解からスタートしますが、筋肉を増やす、と言った時に、ジムでウェイトトレーニングを行うと言うのが、真っ先に頭に浮かぶ、と言う方は多いのではないでしょうか？

確かに筋肉を増やすためにはトレーニングを行う、と言うのはよく知られていますが、実はトレーニングをしても筋肉は増えません。むしろ、筋肉を細胞レベルで破壊するのがトレーニングで、実際にはそこから回復し、さらに以前よりもより大きくするためには、その材料となる栄養補給が必要となります。

人間の細胞はたんぱく質でできていて、筋肉も例外ではなく、筋肉を増やすためには、それまでよりも多くのたんぱく質を摂取する必要があり、また細胞を組み立てるにはエネルギーが必要で、そのためにはタンパク質だけではなく炭水化物、また脂質も十分に摂取する必要があります。脂質は、特にコレステロールはホルモンの原料となり筋肉を増やすためには、男性ホルモンや成長ホルモンが必要となります。

筋肉量を増やすためのたんぱく質の摂取量には、いくつか説がありますが、よく知られているのが、体重1kgあたり2g程度、例えば、体重70kgの場合には、1日あたり140g程度、となります。

しかしこちらは非常に一般的な計算となりますので、これよりも多く必要とする場合、または少ない場合など、個人差がある、と言えるでしょう。

また、炭水化物や脂質など他の栄養素も摂取量を増やす必要があり、全体的に摂取カロリーを増やす必要があります。

筋肉を増やすために、たんぱく質と全体の摂取カロリーを増やしていきましょう。