2018/10/22
みなさんこんにちは！
パーソナルトレーニングジムkenzの笠原です。
今回は、みなさまが生活する上で一生使い続ける『内臓』のお話。
身体は食べたもので作られる！
今回は内臓の中でも、人体で唯一、再生能力を持つ不死身の沈黙臓器、『肝臓』にスポットを当てていきましょう！！
肝臓は横隔膜のすぐ下で歪な三角形をしていて、下から門脈と肝動脈という血管が入り込み、血液を供給してます。
作りはシンプルですが多彩な機能を搭載してるのが特徴で、門脈から運ばれてきた栄養素の貯蔵、必要に応じて加工するのも肝臓の役目。
１・新しく吸収された栄養素は肝臓に集められ、過剰な単糖類は貯蔵可能なグリコーゲンや脂肪に変え、必要に応じて肝グリコーゲン、脂肪、タンパク質をグルコースに変えます。
２・血液凝固因子であるプロトロンビン、フィブリノゲンを生成し、血液凝固を阻止するヘパリンの産生を行う。また、その他の血漿蛋白、アルブミンを生成します。
３・有毒物質を破壊したり無毒化する。また有害物質を胆汁中に排泄する。アミノ酸の酸化により生ずる窒素廃棄物を、腎や汗腺より排泄可能な尿素に転換する。
４・小腸における脂肪の乳化と吸収に用いられる胆汁の生成を行う。
糖質、脂質、タンパク質も肝臓で代謝される＝体づくりに深い関わり
筋トレで筋肉が肥大するのは、食事で取り入れたタンパク質を肝臓がアミノ酸に代謝→必要とする筋肉に送り届ける！
有酸素運動でバテないで頑張れるのも、肝臓で蓄えた糖質を分解して筋肉に安定的にエネルギー供給しているおかげです！
睡眠中は誰でも断食状態ですが、大事な脳がエネルギー不足にならずにすんでいるのは、エネルギー源の糖質を肝臓が供給しているからなのです！
こんな生命力溢れる故に肝臓は全体の８０％までダウンしないとなんのサインも送ってこない。。。
そんな我慢強い沈黙の職人に敬意を払いつつ、ボディメイクしていきましょう！！
