低糖質ダイエットのリスク パーソナルトレーニングジムKenz

  • HOME
  • ブログ
  • 低糖質ダイエットのリスク パーソナルトレーニングジムKenz

皆さんこんにちは。前回に続きまして、糖質制限ダイエットについて取り上げていきたいと思います。今回は、糖質制限のデメリットを中心に取り上げていきたいと思います。

糖質制限には、比較的短期間で体重を減らす、というメリットはありますが、過度にやり過ぎることにより、健康上のリスクが高まるということがいえます。いくつかのリスクを取り上げると、まずは、糖質特にブドウ糖をエネルギー源としているため、脳の働きが悪くなり、さらには頭痛がしたり、全体的に体がだるくなる、などの症状が現れたりします。

この場合、いわゆる脂質やタンパク質を糖質の代わりに摂取する類いの食事でも似たような症状がでることが多いといえ、一応糖新生というタンパク質や脂質から糖をつくるメカニズムもありますが、効率が悪く、往々にして先程のような症状を経験することが多いと考えられます。

また、糖質を摂取しないで、血中糖や筋肉に蓄えるの糖の量が少なくなりすぎると、カタボリックになり筋肉中のタンパク質を分解して、アミノ酸から糖質を作る糖新生の働きが強くなる傾向があり、筋肉を痩せ衰えさせてしまいます。そうなると、全体的に基礎代謝が下がり、カロリーを消費しづらい体質になってしまいます。

さらに、ウェイトトレーニングには、主に糖をエネルギーとして利用するので、ウェイトトレーニングのパフォーマンスが落ち十分にトレーニングができず、筋力や筋量が落ちてしまう結果となってしまいます。

このように、トレーニングをしている場合は特に十分な糖質を摂取しないと、様々なパフォーマンスが落ちて、かえって不健康になってしまいます。糖質の取り過ぎも健康に害はありますが、糖質が足りなくてもやはり健康に害があるので、適度に摂取する事が重要であるといえます。