2020/08/17
蒸し暑い夏らしい日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。今回は、筋肉を構成している筋繊維の種類とそれらのエネルギー源となる栄養素について取り上げていきたいと思います。一重に筋繊維といっても大きく分けて3種類あります。タイプIIx (速筋繊維)、タイプI(遅筋繊維)、そしてその中間の特徴を持つタイプIIaの3種類で、それぞれに収縮する速さの違いがあります。それぞれの収縮する速さによって、目的が異なっていて、タイプIIx は、スピードなパワーに特化した動き、陸上などの短距離、野球やゴルフなどのスウィング、ウェイトトレーニングでは、3回程度が限度の高重量のウェイトなどを行う時に主に収縮し、タイプIは、有酸素の持久力を必要とする陸上や水泳、自転車などの長距離、さらにはタイプIIa は、筋持久力、腕立て伏せを限界までおこなったり、ウェイトトレーニングなどで比較的軽い重量を10-20程度行う時などに主に収縮します。
これらの異なる筋繊維は、それぞれに異なる栄養素を収縮のエネルギー源として利用し、タイプIIx は主に糖質、タイプIは脂質、さらにタイプIIxとタイプI の中間ともいう性質を持つタイプIIa は、糖質と脂質の両方をエネルギー源として利用します。
これらの特徴を踏まえて、行うトレーニングや、スポーツの種類に応じて栄養素を摂取することにより、パフォーマンスを向上させることが可能です。例えば、ウェイトトレーニングで高重量を扱う前の日と当日に炭水化物や、砂糖などを十分に摂取することにより、より大きな力を出すことが、可能となりパフォーマンスが向上するといえます。日頃から行っているスポーツやトレーニングの種類により、どの筋繊維が主に働いているのかを考慮し、それに応じて栄養素を摂取してみるとよりパフォーマンス力を向上させることが可能となるでしょう。
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