2020/06/16
皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は予防医学について取り上げて行きたいと思います。時代は2020年に突入し、人生100年の時代の到来とも言われています。この日本は、男女ともに世界トップクラスの長寿国と言われ、世界でも1,2を争う平均寿命の長さを誇っているといわれます。しかしながら、健康寿命となると平均寿命と比較しても決して長いとはいえない現実があるようです。
では、この平均寿命と健康寿命とはどう違うのでしょうか。平均寿命とは文字通り生まれてから死ぬまでの生きる年数のことで、健康寿命とは医療機器や介護を必要とせずに自立して生きられる年数を指します。この日本の場合、平均寿命は長いのですが、健康寿命は他の先進国と比べて長くはない、つまり医療機器や介護の助けを借りて生きながらえる期間が長い傾向があるといえます。これでは、せっかく長く生きても長い人生を楽しんで生きることは難しく、また少子高齢化社会の日本においては、医療費が益々かさみ、社会への負担が増大していく一方で、景気の良し悪しに関わらずいずれは、医療介護費が増大しすぎて現在の社会福祉体制が崩壊してしまうでしょう。
この課題については、以前から議論されてきましたが、根本的な解決策は提示されていないように思えます。確かに長い人生を生きるなかで、多かれ少なかれ誰しも病気や怪我をして医療機関を利用することはありますが、普段健康な状態で、わざわざ病気になったり怪我をしたりするのを待って医療機関を利用する必要はないということです。普段健康である時から、病気や怪我にならないように、 健康な状態を維持できるように心がけて対策を立てて生きていけば、避けられる病気や怪我は数多くある、ということです。例えば生活習慣病と呼ばれる病気の多くは、日頃の心がけ次第で十分に予防できるものも多く、確かに生まれ持った遺伝的な要素によってかかりやすいものもあるとはいえ、予防することは十分に可能であるといえます。
これこそが、予防医学の真髄であるといえ、まさにこれからの時代に求められてくると言えるのではないでしょうか。健康であり続け、より充実した人生を生きていくためには、日頃から病気や怪我にならないように留意し、それに基づいた生き方をしていくことによって必要以上に医療機関を利用して散財する必要もなくなるといえます。
日頃からの少しばかりの心がけ次第で、人生が大きく変わりより明るい未来が見えてくるようになるといえます。やはり100年と言う長い人生をできるだけ長く自身の力で生きていける方が医療機関と介護の世話になって生きるよりも充実した人生であると言えるのではないでしょうか。次回は、予防医学の具体的な方法について取り上げていきたいと思います。
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